日本男子、韓国に敗れ五輪逃す…

[ 2011年9月23日 19:18 ]

韓国に完敗しロンドン五輪出場を逃した日本

 ロンドン五輪のアジア予選を兼ねたバスケットボール男子のアジア選手権は23日、中国の武漢で行われ、世界ランキング33位の日本は、準々決勝で同31位の韓国に67―86で完敗して5~8位決定予備戦に回り、1976年モントリオール五輪以来の五輪出場を逃した。

 今大会の1位が五輪出場権を獲得し、2位と3位は来年7月の世界最終予選に進む。

 日本はミスでボールを失う場面が目立ち、韓国の3点シュートにも苦しめられて前半で26―45と大きくリードを許した。チーム最多の16点を挙げた竹内公や松井(ともにトヨタ自動車)が後半に奮起したが、及ばなかった。エースの川村(リンク栃木)は3得点と振るわなかった。

 ▼ウィスマン日本監督の話 非常に残念な結果。序盤に大差をつけられたことに関しては言い訳できない。メンタル面を克服しなければ…。このハードルは必ず越える。

 ▼川村卓也の話 大事な時に何もできなかった。自分がチームを引っ張れていないと感じた。シュートの正確度、チームとしての完成度が韓国の方が上だった。

 ▼網野友雄の話 出だしで相手のプレッシャーに負けたのが敗因。自分もシュートを決め切れなかった。リバウンド力が落ちていたのが課題。今後カバーしなければならない。

 ▼竹内公輔の話 自分たちのいいところが全く出せずに試合が終わってしまった。悔しいが、まだ(大会は)終わっていない。一つでも順位を上げられるように頑張りたい。(共同)

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2011年9月23日のニュース