雨の試合に怒りのナダル「四大大会は金もうけばかり」

[ 2011年9月8日 09:40 ]

降雨のため全米オープンテニス男子4回戦が、8日に延期されたビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター

 テニスの全米オープンは7日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで男子シングルス4回戦3試合を開始したが、雨のため第1セット途中で中断し、8日に延期された。6日も雨で全試合が順延されていた。女子シングルス準々決勝4試合も延期になった。男子シングルスは第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)や第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が出場予定だった準々決勝2試合も延期された。

 男子シングルス2連覇を狙うラファエル・ナダル(スペイン)は、霧雨の中で始めた4回戦の試合がわずか16分で中断。0―3とリードされて順延となり、怒りが収まらなかった。

 中断後のテレビのインタビューでナダルは「まだ雨が降っていると分かっているのに、コートに呼び出すなんてあり得ない」とまくしたて、「四大大会は金もうけのことばかり。大会に守られている気がしない」と非難した。(共同)

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2011年9月8日のニュース