岸本、久保倉はともに準決勝敗退

[ 2011年8月30日 19:51 ]

男子400メートル障害で準決勝敗退の岸本鷹幸

世界選手権第4日 400メートル障害

(8月30日 韓国・大邱)
 陸上の世界選手権第4日は30日、韓国の大邱で行われ、400メートル障害準決勝に出場した男子の岸本鷹幸(法大)は50秒05の1組7着で、女子の日本記録保持者、久保倉里美(新潟アルビレックス)は56秒87の2組7着でともに敗退した。

 前半の流れに乗り遅れ、世界との差を痛感させられた。女子400メートル障害で北京五輪に続く準決勝に進んだ久保倉は56秒87の2組7着で落選。目標にした55秒34の日本記録更新に遠く及ばず「全然駄目。自分の予想より1秒以上遅かった」と涙目で悔しがった。
 今季は震災と原発事故の影響で、練習拠点の福島大でスピード練習を開始できたのは5月に入ってから。それでも6月に日本記録を更新。女子主将も任されて大邱に乗り込んだが「前半の走りに一番、差を感じた。もうちょっと勝負したかった」と課題を残した。

 ▽久保倉里美の話 タイムが全然駄目。自分の予想より1秒以上遅かった。日本記録を狙っていたが、前半の流れについていけず、後半も伸びなかった。もうちょっといきたかった。
 ▽岸本鷹幸の話 まったく駄目だった。どれだけ一生懸命走っても、海外の選手は離れていった。走力の圧倒的な差を感じた。(共同)

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