ボルト、20メートル流して予選トップ10秒10

[ 2011年8月28日 06:00 ]

<男子100メートル予選>ボルトは途中からスクリーンを見ながら流して余裕でゴールする

世界陸上第1日 男子100メートル予選

(8月27日 韓国・大邱)
 200メートルを含む2大会連続の2冠を狙う世界記録保持者のウサイン・ボルト(25=ジャマイカ)は予選6組1位で楽々と準決勝に進出。「スタートが良かったからハッピー。完璧なレースだ」と50メートル地点から減速し、残り20メートルを流しながらも予選全体トップの10秒10をマークした。

 昨年から腰痛に悩み、今季の自己ベスト(9秒86)は世界ランク6位。しかし「9秒5は無理だが9秒7なら出せる」と余裕を漂わせており、その言葉を裏付ける走りとなった。パウエル(ジャマイカ)とゲイ(米国)は故障で欠場。28日には準決勝と決勝の2レースが待っているが“敵”を探すのが難しい状況だ。

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2011年8月28日のニュース