日本、米国に完敗…真鍋監督「あれだけ乱れていては」

[ 2011年8月25日 06:00 ]

米国戦でスパイクを放つ木村(FIVB提供)

バレーボール女子ワールドGP決勝ラウンド第1日

(8月24日 マカオ)
 B組で世界ランキング3位の日本は前回大会覇者の米国に0―3で完敗した。日本は米国の緩急を付けた攻めに苦戦してレシーブが安定せず、流れをつかめなかった。決勝ラウンドは8チームが2組に分かれ、各組で総当たりのリーグ戦を行い、それぞれの上位2チームが準決勝に進む。日本は25日にブラジル、26日にイタリアと対戦する。

 米国の強烈なジャンプサーブや揺れ動くフローターサーブに守りを乱され、日本はあっけなく崩れた。13日の1次リーグに続いて米国に完敗。前回の対戦で4だった相手のサーブ得点は8に膨れ上がった。警戒してきたポイントに対応できず、真鍋監督は「サーブレシーブがあれだけ乱れていては勝てない」とうなだれた。

 第2セットの5―4から粘ったラリーを連続で落として逆転を許すと、石田がサーブレシーブをミスし、ここから4連続失点。11―15からはサーブレシーブを2度失敗するなど、6連続失点で差は一気に広がった。木村は「レシーブする人数を増やすなど対応はしたが、受け身になってしまった」と反省した。指揮官は「(身長が)小さいんだから、そこでミスが出ると勝つのは難しい」と厳しい表情だった。

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2011年8月25日のニュース