遼くん「世界レベル」の難関16番攻略で今季初Vだ

[ 2011年8月25日 06:00 ]

16番ホール、ティーショットを放ち笑顔でコースに向かう石川遼

 男子ゴルフのVanaH杯KBCオーガスタは25日に福岡・芥屋GCで開幕する。石川遼(19=パナソニック)は、24日にプロアマ戦で最終調整。今季初優勝に向け「あのホールは世界レベル。ああいうホールでバーディーを取りたいし、自然とモチベーションが高まる」と、昨年の大会最難関ホールだった469ヤードの16番パー4をキーホールに挙げた。

 16番のフェアウエーは右からの傾斜がきつく、右サイドに行くと極端な爪先上がりのライが待っている。左に曲げると木が邪魔で2打目が狙えず、グリーンも中央を尾根が横切り、手前と奥に向かって下っているため一筋縄ではいかない。

 石川はこの3年間の計12ラウンドで16番だけの合計スコアは通算5オーバー。今までにバーディーは1つもない。09年の最終日には、ここでのボギーが響いてプレーオフ進出も逃した。この日も3打目のアプローチをミスしてボギーとしたが「今年の方が攻めやすく感じたし、いろんなコースでプレーしてきたからこそ」と自信をのぞかせた。最難関でバーディーを奪えれば、おのずと今季初Vも見えてくる。

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2011年8月25日のニュース