イケシオ8強ならず 英国ペアに逆転負け

[ 2011年8月12日 06:00 ]

混合ダブルス3回戦 英国組との試合中にさえない表情を見せる池田(右)、潮田組

バドミントン世界選手権第4日

(8月11日 ロンドン)
 各種目の3回戦を行い、女子ダブルスで第3シードの末綱聡子、前田美順組(ルネサス)が高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)を2―1で下し、3年連続で8強入りを果たした。混合ダブルスで池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はクリス・アドコック、イモジェン・バンキアー組(英国)に1―2で逆転負けし、ベスト8入りはならなかった。

 ≪気持ちで負けた≫精神的なもろさが出て勝てる試合を落とした。最後に池田のスマッシュがコートの外に落ちると、潮田はうなだれてしばらく動けなかった。1時間を超える大接戦で逆転負けし、池田は「我慢しなくてはいけなかったのに、リズムが相手にあって焦った」と悔しがった。第1ゲームは21―17で逃げ切ったが、第2ゲーム終盤からは相手の勢いを止められなくなった。潮田は「気持ちで引いてしまった。前に出られなかった」と嘆いた。ロンドン五輪会場で行われた試合で、イケシオは力を出し切れずに散った。

続きを表示

2011年8月12日のニュース