スエマエ、佐々木ら8強入り イケシオは逆転負け

[ 2011年8月12日 00:51 ]

混合ダブルス3回戦で英国組に敗れ、審判と握手する池田(左)、潮田組

 バドミントンの世界選手権第4日は11日、ロンドンで各種目の3回戦を行い、女子ダブルスで第3シードの末綱聡子、前田美順組(ルネサス)が高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)を2―1で下し、3年連続で8強入りを果たした。第7シードの松尾静香、内藤真実組(パナソニック)も香港ペアに2―0で快勝し、準々決勝に進出した。

 男子シングルスで佐々木翔(トナミ運輸)は杜鵬宇(中国)に2―1で逆転勝ちして8強入り。

 混合ダブルスで池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はクリス・アドコック、イモジェン・バンキアー組(英国)に1―2で逆転負けした。

 女子シングルスの佐藤冴香(日体大)は中国出身のピ・ホンヤン(フランス)に敗れ、男子ダブルスの佐藤翔治、川前直樹組(NTT東日本)も敗退した。

 ▼末綱聡子の話 1ゲーム目は出だしが悪すぎた。気持ちで引いてしまった。ベスト8に進めたので、次は最初からフルスピードでいきたい。

 ▼前田美順の話 足が動いてなかった。気持ちが乗り切れていなかった。でも、最後は気持ちで勝てた。次は今日の反省を生かして自分たちのプレーをしたい。

 ▼佐々木翔の話 最初はとにかくペースが悪かった。いつもより確実に相手のコートに返そうとしたら、徐々にスマッシュも拾えるようになって、相手のリズムを乱せた。

 ▼池田信太郎の話 1ゲーム目は思い描いていたプレーができた。我慢しなくてはいけなかったのに、リズムが相手にあって焦った。もっとサーブからの得点を増やさないといけない。

 ▼潮田玲子の話 (点数で)離されて相手に重圧をかけられなかった。ついていけたらチャンスはあったと思うが、相手を優位にしてしまった。前に出たくても出られなかった。気持ちで引いてしまった。

 ▼佐藤冴香の話 相手はコントロールがうまく、四隅を突かれて走らされた。我慢できなかった。自分の方が体力はあるのに、ぎりぎりでも拾うという執念で負けていた。

 ▼松尾静香の話 初戦(2回戦)よりもスピードを上げられて、自分たちの試合ができた。負ける怖さはなかった。

 ▼内藤真実の話 世界選手権で準々決勝進出は初めて。メダルはもちろん目標だが、メダルを意識するよりも次の相手との1試合に集中したい。(共同)

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2011年8月12日のニュース