高校女子7人制ラグビー第1回大会に130人参加 

[ 2011年7月27日 18:17 ]

ラグビーの第1回全国高校女子大会でプレーする選手たち

 2016年リオデジャネイロ五輪から採用される女子7人制ラグビーの普及、強化を目指して新設された第1回全国高校女子大会が27日、ラグビーの夏季合宿で有名な長野・菅平高原で開幕し、日本協会に選手登録している全国の130人が試合や合同練習に参加した。

 大会は経験者、初心者とレベルに分かれて実施。経験者は東日本、中日本、西日本の3地域で2チームずつ編成して1次リーグを行い、28日の決勝トーナメントの組み合わせが決まった。初心者はタックルなしの試合を行った。15人制女子日本代表の萩本光威ヘッドコーチらからライン攻撃などの指導も受けた。

 高校のラグビー部でただ一人の女子部員という阿部葉月(大分・臼杵)は「これだけ女子が大勢いると練習が楽しい」と目を輝かせ、15人制のU―18(18歳以下)日本代表の経験がある豊田有香(神奈川・みなと総合)は「タックルができるようになった。友達も増えた」と喜んでいた。

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2011年7月27日のニュース