90キロ級・西山は強気「世界の頂点はすぐそこ」

[ 2011年7月27日 17:52 ]

 柔道の世界選手権(8月・パリ)日本男子代表がロンドン五輪開幕までちょうど1年となった27日、広島県東広島市で強化合宿を公開し、100キロ超級で31歳の鈴木桂治(国士舘大教)は「五輪に出ることが一番。この世界選手権が大きな鍵となる。しっかりと戦い抜く」と意欲を示した。

 世界選手権に向け、鈴木は熱のこもった打ち込みなどを披露。「来年の五輪代表に絡むためには世界で勝たないといけない。今は気持ちも充実している」と好調ぶりをアピールした。

 男子の篠原信一監督は五輪前年の世界選手権とあって気合十分。「最低でも金メダルは3個。パリで勝たないと次はないくらいの意識でやってほしい」と力を込めた。

 2連覇を狙う66キロ級の森下純平(筑波大)は「挑戦者の気持ちでやる。昨年のように無心で挑みたい」と表情を引き締める。昨年、90キロ級で銀メダルだった西山大希(筑波大)は左肩痛を抱えるが、「世界の頂点はすぐそこだと思っている」と強気だった。25日から始まった合宿は30日に終了する。

続きを表示

2011年7月27日のニュース