藍 メジャー初Vへメンタルコーチからも太鼓判!

[ 2011年7月27日 06:00 ]

<全英女子オープン・プロアマ>笑顔で意気込みを語る宮里藍

 女子ゴルフのメジャー第4戦、全英リコー女子オープンは28日に英スコットランドのカーヌスティ・ゴルフリンクスで開幕する。26日はプロアマ戦で調整した宮里藍(26=サントリー)は2人のメンタルコーチと日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(48)からメジャー初制覇へ向け太鼓判をもらった。また、予選ラウンドの組み合わせが発表され、宮里はミシェル・ウィー(21=米国)と崔羅蓮(23=韓国)と同組が決まった。

 プロアマ戦後に行われた公式会見。宮里は初めて回ったコースの印象を「楽しいというか面白い。特にグリーンが難しい。でも、回っていて凄く楽しかった」と笑顔を見せた。風が巻き、起伏に富む難関のリンクスを前にしても「面白い」と思えるほど心身ともに充実している。

 07年からメンタル面で指導を受けるピア・ニールソンさんとリン・マリオットさんが英国入り。2人の女性コーチは25日の練習、この日のプロアマ戦を見守った。3月の東日本大震災以降、日本のために結果を出したいと焦り、調子の上がらなかった宮里だったが、エビアン・マスターズで今季初勝利を挙げ「自分の心の整理がついた」と話すと、両コーチも「今の状態でOK」とうなずいた。

 2人は全ホールバーディーという意味の「ビジョン54」を提唱。勝つためのメンタルコントロールを説いている。宮里の父・優氏(65)も「彼女たちは選手の個性に合ったトレーニングをしてくれる。頼りになる存在」と全幅の信頼を置く。2人が指導した元賞金女王ソレンスタム氏は03年に、世界ランク1位の曽(ツェン)雅?(ヤニ)は昨年の全英リコー女子オープンを制覇している。ニールソン氏は「今の藍はエクセレント。自信があって頭の中はクリアになっている。一打に集中できているし、今週も勝てる」とメジャー制覇に太鼓判を押した。

 また、プロアマ戦で一緒に回った小林会長は「ショットが良いし、テンポも良いし、パッティングの感じも良い。全体的に良い」と宮里の技術面の好調さを肌で感じた。「いけそうな気がする」と2週連続優勝を“予言”した。

 周囲からの期待は高まるばかりだが、もちろん宮里本人も手応えを感じている。「今週の準備はできている」という言葉には力がこもっていた。

 ≪ポイントは16番から3ホール≫宮里はポイントになるホールとして16番からの3ホールを挙げた。386ヤードの18番パー4は99年の全英オープンで3打差で首位を走っていたバンデベルデがグリーン手前の池に入れ、トリプルボギーを叩き、プレーオフの末に優勝を逃した場所。今も「カーヌスティの悲劇」として語り継がれている。この日のプロアマ戦は風がなく宮里は軽々とグリーンに乗せたが、「アゲンストならUTなど大きなクラブになるし、難しい。かつ最低でもクリークを越えなくてはいけない」と警戒した。

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