五輪2大会連続メダルなし 14歳と17歳に奪回託し「特化選手」に

[ 2011年7月22日 12:24 ]

 全日本スキー連盟(SAJ)は21日、2014年ソチ冬季五輪のメダル獲得を目標に設置したメダル奪回戦略室の「特化選手」に、女子ジャンプの14歳、高梨沙羅(北海道・上川中)と17歳の伊藤有希(北海道・下川商高)を選んだと発表した。海外遠征費の全額負担やスポーツ医科学面の支援で特別態勢を整える。

 SAJは五輪2大会連続メダルなしの反省を踏まえ、有望選手の重点強化策に着手し、ソチ五輪で初採用される女子ジャンプが現状で最もメダルに近いと判断した。古川年正競技本部長は「特化選手の認定は1年ごとに見直す。伝統種目や新種目にこだわらず、メダル奪回を目指したい」と述べた。

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2011年7月22日のニュース