日本男女で団体五輪枠逃す…山本 6度目五輪の可能性も

[ 2011年7月6日 20:55 ]

 ロンドン五輪予選を兼ねたアーチェリーの世界選手権第3日は6日、トリノで団体の決勝トーナメントを行い、日本は男女ともに1回戦で敗れ、上位8カ国・地域に与えられる五輪出場枠獲得はならなかった。日本は来年6月のワールドカップ(W杯)で男女とも残り3チームの五輪出場枠を目指す。

 日本の男子は韓国に210―223で敗退。五輪開催国の英国が8強入りしたため、残り1チームを決める順位決定戦に回ったが、勝ち上がれなかった。女子は台湾に206―222で屈した。

 男子は古川高晴(近大職)菊地栄樹(デオデオ)末武寛基(近大)、女子は早川浪(渋谷アーチェリー)と妹の漣(長崎・佐世保商高職)川中香緒里(近大)が出場した。末武以外が予選を突破した個人で日本は、男女1人ずつの五輪出場枠を狙う。

 全日本連盟は今大会で出場枠を得た選手を五輪代表とする方針を示したが、W杯代表については再び選考するため、世界選手権代表を逃した2004年アテネ五輪男子個人銀メダルの48歳、山本博(日体大教)に6度目の五輪出場の可能性が残った。(共同)

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2011年7月6日のニュース