内村 ジャパン杯へ抱負「被災者に元気を」

[ 2011年6月27日 19:29 ]

 体操のジャパン・カップ(7月2、3日・東京体育館)の記者発表会が27日、東京都内で開かれ、男子のエース、内村航平(コナミ)は「東日本大震災が起きた年なので、被災者の皆さんに元気を届ける試合だと思っている。美しく、ミスのない演技を見てもらいたい」と抱負を語った。

 復興支援の慈善大会として被災者を招待するほか、収益の一部を義援金として寄付する。開会式では福島第1原発の放水作業で活躍した東京消防庁の隊員に、内村らが感謝状を手渡す。

 女子の田中理恵(日体大大学院)は同会場で10月に開催される世界選手権を見据えて「リハーサル大会として頑張りたい。世界に少しでも近づけたらいい」と話した。

 男子8、女子5の国・地域が参加し、昨年の世界選手権で男子跳馬金メダルのトマ・ブーアイ(フランス)らが出場する。

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2011年6月27日のニュース