富士東 とんとん拍子にびっくり

[ 2011年6月27日 18:38 ]

笑顔を見せる新入幕の富士東

 富士東は、八百長問題で多くの関取が土俵を去ったこともあり、十両をわずか2場所で通過しての新入幕。愛知県春日井市の玉ノ井部屋宿舎で記者会見し「とんとん拍子で上に行った。自分でもびっくり」と満面の笑みを浮かべた。

 大きな体を生かした、突き、押しが持ち味。丼飯を10杯食べることもあったという大食漢だが、現在は太り過ぎを心配する師匠に止められるという。玉ノ井親方(元大関栃東)にとっては部屋を継承後、初の幕内力士。自身が現役の時から知る弟子に「上の人の相撲を見て盗むように、そして逆にやれるように勉強してほしい」とエールを送った。

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2011年6月27日のニュース