黄「運が転がり込んだ」19歳1カ月で初V

[ 2011年6月27日 06:00 ]

優勝トロフィーを手に笑顔の黄重坤

男子ゴルフツアー・ミズノ・オープン最終日

(6月26日 岡山県笠岡市のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部=7317ヤード、パー72)
 頂点に立ったのは韓国ツアーの歴代賞金王たちではなく、ゴルフを始めて6年目という黒縁眼鏡がトレードマークの黄重坤だった。最終組の1つ前で66を出し、1打差で同郷の先輩を退け「運が転がり込んだ」と顔を紅潮させた。

 3打差5位から出て3番パー3でホールインワンを達成。単独首位に立った後の17番パー4では2メートルにぴたりとつけてバーディーを奪うなど、プレッシャーに屈しなかった。今季から日本ツアーに参戦し8試合目。直近の5試合は予選落ちだったがハンデ5の父・炳元(ビョンウン)さんと1Wを特訓して石川に次ぐ19歳1カ月の歴代2位の年少記録で優勝した。全英オープンへの出場も決まり「トップ選手がたくさんいるから、いろいろ勉強したい」と抱負を語った。

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2011年6月27日のニュース