星風、来週中にも本訴へ 北村弁護士「圧倒的に有利」

[ 2011年6月23日 06:00 ]

 大相撲の八百長問題で解雇された元十両・星風のボルド・アマラメンデ氏(27=モンゴル出身)が力士としての地位保全などを求めた仮処分申請は22日、相撲協会が十両力士の月給に当たる103万6000円を6月から1年間仮払いすることで和解した。

 元星風側は既に9日に和解した元幕内・蒼国来の恩和図布新氏(27=中国出身)と同様に土俵復帰を目指しており、来週中にも地位確認などを求める本訴を起こす予定だ。

 東京地裁で会見した元星風は「一日でも早く土俵に上がりたい」と意気込みを語った。担当の北村晴男弁護士は「(協会は)公益法人になるために大量処分者を出して“浄化が行われた”という形をつくりたかったとみられても仕方ない」と主張し、本訴に向けては「圧倒的に有利」と自信を見せた。

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2011年6月23日のニュース