大会初勝利ならず…錦織 元世界1位に競り負けた

[ 2011年6月22日 08:07 ]

男子シングルス1回戦でバランスを崩す錦織圭。レイトン・ヒューイットに敗れた

 テニスのウィンブルドン選手権第2日は21日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男女シングルス1回戦を行い、男子で世界ランキング52位の錦織圭(ソニー)は2002年の優勝者で同130位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)に1―6、6―7、7―6、3―6で敗れ、大会初勝利はならなかった。

 錦織は元世界ランク1位で初対戦のヒューイットと第2セットからは互角に渡り合い、第3セットを取り返したが、勝負どころで競り負けた。

 同131位の添田豪(空旅ドットコム)は第12シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に3―6、6―7、2―6で敗れた。第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はストレート勝ち。女子は全仏オープン優勝の李娜(中国)が順当勝ちした。

 ▼錦織圭の話 互角にはやれていた。ちょっとの差だったと思う。きょうはサーブが一番駄目な点だった。全然入らずにいらいらがたまった。(第2セットの)ダブルフォールトで流れが変わった。

 ▼添田豪の話 今までの四大大会では一番緊張しなかった。(第2セットは)取りたかった。4―4からのサービスゲームを落としたことが一番悔やまれる。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年6月22日のニュース