日立S最終回に大逆転勝ち!斎藤副部長の最終戦に花

[ 2011年6月22日 06:00 ]

 ソフトボールの日本女子リーグ(スポニチ後援)は21日、静岡・天城ドームで2試合が行われた。日立ソフトウェアは3点を追う最終回に杉山が同点3ランを放ち、真鍋の内野安打で逆転サヨナラ勝ちして前半戦を3位で終えた。後半戦は9月3日に再開される。

 日立ソフトウェアが最終回に3点差をひっくり返した。浜本が四球で出塁し、山田が右前打した後、杉山が左中間に同点3ラン。さらに林が中越え二塁打し三塁に進んだ後、代打真鍋の内野安打で林が本塁に滑り込んだ。「斎藤(春香)さんが副部長として最後の試合だったので勝ててよかった」と林は涙。花束を贈られ胴上げされた元日本代表監督の斎藤副部長は「諦めずよく勝ってくれた。思い出に残る試合でした」と感激していた。

 <ホンダ 15安打で快勝も投手の金尾を勝因に>今季最多の15安打で快勝したが、浜中監督は「きょうは金尾のピッチングに尽きる」と先発した金尾を勝因に挙げた。6回まで5安打無失点。最終回は新人西岡にマウンドを譲ったが、無死満塁で再登板して相手の反撃を1点に抑えた。殊勲の金尾は「先に点を取られないようにとだけ考えていた。チームが勝って(前半戦を)終わりたかったからよかったです」と謙虚だった。

ホンダ(4勝7敗)
 020 400 0―6
 000 000 1―1
静 甲(1勝10敗)
 (ホ)金尾、西岡、金尾―島崎
 (静)鈴木、河部―田中

佐川急便(4勝7敗)
 200 010 0―3
 000 000 4X―4
日立ソフトウェア(8勝3敗)
 (佐)スメサート―山科
 (日)山中、山口―鮫島

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2011年6月22日のニュース