日本人は特に目の敵「不可解な判定が特に多かった」

[ 2011年6月20日 10:58 ]

グランドスラム・リオデジャネイロ大会最終日 男子100キロ超級

(6月19日)
 「不可解な判定が今回は特に多かった」。男女14階級で4階級を地元ブラジルが制した大会後、複数の日本選手が苦い表情で振り返った。

 男子100キロ超級で鈴木が敗退した1回戦も、「技ありを取られた技は完全に場外。一度『待て』が掛かった後だったのに…」と指摘する関係者がいた。時間切れ後にブラジル選手の投げ技が決まり、主審と副審以外の審判委員の助言と観客のブーイングを受けて主審が「一本」を宣告する試合さえあった。

 リオデジャネイロでは2016年夏季五輪が開催される。ある日本選手は「日本人は特に目の敵にされる。地元有利の判定と応援を乗り越えてこそ、とは言われるが…」と話した。(共同)

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2011年6月20日のニュース