警視庁西新井署が力士らに薬物防止講習会 

[ 2011年6月16日 20:19 ]

 警視庁西新井署は16日、違法薬物の危険性を知ってもらおうと、大相撲の玉ノ井部屋(東京都足立区)の力士らを対象に、署内で講習会を開いた。受講後、玉ノ井親方や若手力士ら約20人が、東武伊勢崎線西新井駅前などで薬物根絶のチラシを配った。

 講習会では、覚せい剤が角界や芸能界などにも広まっている実態に触れ、薬物の性質や、薬物使用者が起こした事件などを説明。力士らは大麻やヘロインなどの見本を物珍しげに見ていた。

 玉ノ井親方は「薬物の怖さがよく分かった。部屋には15歳くらいの若い力士もいる。人から見られる立場ということを忘れず、きちんとした生活態度を取ってほしい」と話した。

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2011年6月16日のニュース