IOC ロンドン五輪入場券のリビア配分を見合わせ 

[ 2011年6月16日 10:32 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は15日、内戦状態が続くリビアの国内オリンピック委員会(NOC)に対する来年のロンドン五輪入場券の配分を、国内情勢が正常化するまで見合わせることを決めた。

 五輪入場券は各国・地域のNOCに配分され、英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は14日、リビアのNOCも約千枚の入場券を割り当てられたと報じた。同紙によると、NOC会長は最高指導者カダフィ大佐の長男ムハンマド氏が務めており、IOCは英メディアからの批判を考慮したとみられる。

 IOC広報は「入場券が正しく使われることが確認できるまで静観する」と説明した。(共同)

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2011年6月16日のニュース