震災影響でスポンサー集まらず…bj東京、来季不参加

[ 2011年6月7日 13:07 ]

 バスケットボール男子のbjリーグは7日、2011~12年シーズンに東京が不参加になったと発表した。東日本大震災の影響でスポンサー確保が困難なために参戦できないと東京から申し出を受け、リーグ側が了承した。1チーム減の19チームで実施する。

 10~11年シーズンは米投資会社が東京の経営に乗り出した。リーグによると、チケット販売を収益の柱としたが観客動員の低迷で経営に苦しんだ。震災後は電力不足を考慮し、活動を休止した。今後に向けての協賛社の獲得が進まず、運営会社は「震災発生の後、事業環境が大きく後退してしまった」と説明した。

 東京の選手は今後、リーグの手続きに基づいて移籍先を探す。12~13年シーズンに活動を再開するかどうかについて、運営会社は「社内、リーグと協議の上、可能性を検討する」とした。

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2011年6月7日のニュース