藍Ｖ２ならずも「満足」　今週は“凱旋Ｖ”だ！

ショップライト・クラシック最終日

（6月5日 米ニュージャージー州ギャロウェー　シービュー・リゾート・ベイコース＝６１５０ヤード、パー７１）
　宮里藍（２５＝サントリー）は４バーディー、３ボギーの７０で回り、通算１アンダーとスコアを伸ばして２０位で終えた。大会連覇はならなかったが、復調の兆しをつかんだ。宮里美香（２１＝ＮＴＴぷらら）通算２オーバーの４２位、上田桃子（２４＝フリー）と野村敏京（１８＝フリー）は通算３オーバーで４５位だった。ブリタニー・リンシカム（２５＝米国）が６６をマークし、通算１１アンダーで今季初優勝した。

　ホールアウトした宮里は納得の表情だった。スコアを１つ伸ばし、初日の４３位から徐々に順位を上げて２０位でフィニッシュ。大会連覇を逃したものの「トータルでは良いフィーリングだから内容には満足」と話した。

　１ボギーの後、３、４番で連続バーディー。８、９番でも再び連続バーディーを奪った。「流れが変わった」のが３メートルのチャンスを逃してパーとした１０番。終盤に２ボギーを叩いたことを「バーディーを取りに行きすぎた」と反省した。ただ、攻めに出てのボギーは「ショットもパットもかみ合って伸ばせそうな雰囲気」があったからで「メジャー（２３日開幕、全米女子プロ選手権）に向けて調子は上がっている」。

　今週はホステスプロとして日本ツアーのサントリー・レディースに出場。「しっかり体を整え、自分のゴルフをしたい」と凱旋優勝を見据えた。