故二子山親方の七回忌で貴乃花部屋のOB会発足

[ 2011年5月29日 19:00 ]

大相撲の故二子山親方の七回忌法要を終え、記念撮影に納まる貴乃花親方(前列中央)ら。最後列右端は元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏

 2005年5月に55歳で亡くなった大相撲の故二子山親方(元大関貴ノ花)の七回忌法要が29日、東京都中野区の貴乃花部屋で行われ、次男の貴乃花親方(元横綱)や部屋付きの音羽山親方(元大関貴ノ浪)のほか、野球賭博問題で日本相撲協会を解雇された元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏ら部屋のOB21人が参列した。

 「角界のプリンス」と呼ばれた父から04年2月に部屋を継承した貴乃花親方は「門下生の皆さんが来てくださり、先代も喜んでいると思う」と、しみじみ話した。

 この日、部屋OB会の「たかのはな会」も発足。貴乃花親方は「いっぱしの部屋にしなければいけないという思いでやってきた。部屋が、ここから巣立っていった人の心の糧になれればいい」と気持ちを新たにしていた。

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2011年5月29日のニュース