錦織組 第3シードに善戦も逆転負け…日本勢全滅

[ 2011年5月28日 06:00 ]

男子ダブルス2回戦で敗れた西織(左)ゴンサレス組

全仏オープンテニス第6日

(5月27日 ローランギャロス)
 男子ダブルス2回戦で錦織圭(21=ソニー)マクシモ・ゴンサレス(27=アルゼンチン)組が第5シードのロハン・ボパンナ(31=インド)アイサム・クレシ(パキスタン)組に7―6、3―6、4―6で敗れた。男子シングルス3回戦では、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第29シードのヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)をストレートで下した。女子シングルス3回戦で、第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が第28シードのダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)に敗れる波乱があった。

 4大大会ダブルス初出場の錦織は、昨年の全米オープン準優勝の実力ペア相手に健闘したが及ばなかった。ゴンサレスのサーブ力と錦織のネットプレーがかみ合い第1セットを先取。だが、第2セット以降は2人が前に出てくる相手ペアの重圧に押し切られた。これで日本勢は全て姿を消した。錦織は「惜しい試合。あと一歩のところで負けてしまい歯がゆい」と残念がった。大会前には胃痛もあり、出場も危ぶまれた今大会を終え「進歩もあった。いい形で戦えた」と総括。単複で4試合を戦った経験を糧に、6月のウィンブルドンで初勝利を目指す。

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2011年5月28日のニュース