桑田氏36オーバー デビュー戦「本当に疲れた」

[ 2011年5月28日 06:00 ]

ホールアウト後、帽子をとってあいさつする桑田氏

富士カントリー可児チャレンジ最終日

(5月27日 岐阜・富士カントリー可児クラブ志野コース=7117ヤード、パー72)
 プロ野球・巨人の元投手で大リーグのパイレーツでもプレーした桑田真澄氏(43)はプロゴルフツアーのデビュー戦を通算36オーバーの最下位(68位)で終えた。最終日もバーディーなしで13ボギー、1ダブルギーの15オーバー、87と2日連続の大叩きとなった。白潟英純(44=九州GC八幡C)が通算8アンダーで優勝し、次週のレギュラーツアー日本ゴルフツアー選手権の出場権を手にした。

 最下位に沈んだ桑田氏は「本当に疲れた。プロの凄さ、大変さを実感した」と初のプロツアー挑戦を振り返った。アマチュアは予選落ちがないが、前夜は棄権を考えた。それでも「諦めたらチャンスはない」と臨んだ。13番で崖下からナイスリカバリーでパーを拾うなどトラブルにも黙々とプレーする姿は、プロ野球選手時代をほうふつさせた。大会前に50歳でプロゴルファーになる夢を公言。今後もアマを含めて積極的に試合に出る予定。桑田氏は「2日連続のKOで目標の80にも及ばなかったけど、また挑戦したい」と前を向いた。

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