ビッグ3が活躍…ヒート、大逆転でファイナル進出

[ 2011年5月28日 06:00 ]

5年ぶりのファイナル進出を決め、雄たけびを上げるヒートのジェームズ(左)

 ヒートが第4Qの残り3分14秒から12点差をはねのけて大逆転。敵地シカゴでブルズを83―80で退け、4勝1敗で5年ぶり2度目のファイナル進出を決めた。28得点のレブロン・ジェームズ(26)21得点のドウェイン・ウェイド(29)20得点のクリス・ボッシュ(27)と、ビッグ3がこの日も活躍。5年前と同一カード(対マーベリクス)となった最終ステージで2度目の頂点を目指すことになった。

 <ヒート>残り3分だけのスコアは18―3。3点シュートをジェームズが2本、9回のターンオーバーを喫していたウェイドも1本成功。残り29秒にジェームズがジャンプシュートを決めて勝ち越すと、ブルズのローズが同点を狙ったフリースローの2本目を外した。最後はジェームズがローズの3点シュートをブロックしてブザー。史上に残る濃密な3分間だった。「東地区の勝者であってまだ真の勝者じゃない」。キャバリアーズ時代の07年ファイナルでスパーズに4戦全敗で敗れたジェームズにとっては雪辱の舞台。今季2戦2敗のマーベリクスとのファイナルは、威信を懸けた戦いになる。

 ≪ビッグ3の得点が80%超≫ビッグ3が20得点以上をマークしたのは今プレーオフで2回目。3選手の得点がチーム得点に占める割合は、このシリーズでは初めて80%を突破(83・1%)した。

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2011年5月28日のニュース