相撲協会、春場所中止で案内所組合に損失補償

[ 2011年5月28日 00:10 ]

 大相撲の八百長問題で3月に大阪市内で開催予定だった春場所が中止になったことに伴い、日本相撲協会が入場券などを扱う大阪府の相撲案内所(相撲茶屋)組合に対し、損失を補償したことが27日、分かった。協会関係者によると、総額は1億円を上回り、26日の協会理事会で正式に承認されたという。

 案内所組合は入場券の回収経費や、来場者を見込んだ土産物の仕入れ代金などの補償を要望していた。

 相撲協会は昨年7月の名古屋場所でも、野球賭博問題の影響で入場券やグッズなどの売り上げが減った相撲案内所組合に対し、約1500万円の損失補償を行っている。

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2011年5月28日のニュース