仙台参戦“条件付き”で承認 bj来季は20チームで

[ 2011年5月26日 17:44 ]

来季の条件付き参入が決まり、記者会見するバスケットボール男子bjリーグ仙台の中村彰久代表

 バスケットボール男子のbjリーグは26日、東日本大震災の影響を受けて昨季途中で活動を休止した仙台の来季参戦を認めると発表した。スポンサーの確保、本拠地の整備といった条件が付いたが、東京都内で記者会見した仙台の中村彰久代表は「ほっとしている。仙台の皆さまと復興の道を歩みたい。活動できると信じている」と語った。

 仙台は現段階でスポンサーの大半が契約見込み。仙台市体育館は水漏れが起きるなど使用が確約できていない。事業計画は昨年度の約2億4千万円を2億円程度に減額して運営する。河内敏光コミッショナーは「スポンサーと体育館、二つの問題をクリアして参戦していただきたい。頑張ってほしい」と期待した。

 リーグは同日、取締役会を開き、仙台と同じく震災の影響で活動を休止した東京、埼玉や、新規参入する岩手、千葉、横浜、信州を含む20チームで来季を開催すると発表した。

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2011年5月26日のニュース