モーグルＷ杯は苗場で　資金難の猪苗代に代わって申請

　全日本スキー連盟は２６日の理事会で、来季のフリースタイル・モーグルのワールドカップ（Ｗ杯）を新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催することを国際スキー連盟（ＦＩＳ）に申請したことを了承した。

　希望通り来年２月下旬に決まれば、２００５年２月以来７年ぶりの苗場開催となる。ソチ冬季五輪がある１３～１４年シーズンまで３季連続で申請した。来月のＦＩＳの会議で決まる見通し。

　福島県猪苗代町のリステルパークでことし２月に開催予定だったＷ杯猪苗代大会は、開催資金難で返上した。４月に福島県連盟から、東日本大震災の影響で来季の開催も困難との連絡を受け、代替開催地を探していた。