遼くん 粘って2アンダー、首位に4打差14位発進

[ 2011年5月26日 14:02 ]

第1日、2アンダーで14位につけた石川遼

 男子ゴルフのダイヤモンドカップが26日、千葉CC梅郷コース(7108ヤード、パー72)で開幕した。石川遼(19)は、インコースからのスタート。前半を2バーディー、2ボギー。後半はボギーなしの2バーディーで、2アンダーの70と好発進した。

 石川はこの日、丁寧なプレーを心がけたが、ボギーが先行した。いきなり12番で3パットのボギー。だが15番ミドルでバーディーを奪いイーブンに戻す。17番で再びボギーとし、18番ロングでバーディーを取り返すという展開だった。

 後半のアウトでは、4番ミドルと、上がりホールの9番ミドルでバーディーを奪取。ノーボギーで2アンダーとして初日を終えた。「ショットがぼろぼろだったわりにリカバリーできた。出遅れなくてほっとしている」と、喜ぶことなく語った。埼玉県の自宅から江戸川を渡ってすぐ。アマチュア時代からよく知るコースで「2日目に差を縮め、優勝争いのことを考えたい」と、今季初優勝を目指す。

 ボギーなしで1イーグル、4バーディーを奪った増田伸洋が上田諭尉、金度勲(韓国)と並んで66で首位発進した。

 富田雅哉、小田孔明が1打差の4位につけた。2週前の日本プロ選手権日清カップでツアー初優勝した河井博大、大会2連覇を狙う金庚泰(韓国)は69で11位と好位置にいる。池田勇太は59位と出遅れた。

 ▽富田雅哉(67で4位)「2月にバッグごとクラブを盗まれた。(新調した)3番ウッドが、ようやく自分に合ってきた」

 ▽小田孔明(4位)「調子はいい。優勝を争えるゴルフはできている」

 ▽尾崎将司(72で42位)「6バーディーも取ってアンダーパーにならないとはどういうことだ。たくさん取りこぼしがある」

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2011年5月26日のニュース