全仏ダブルス18年ぶり勝利も…クルム伊達「覚えていない」

[ 2011年5月26日 09:24 ]

女子ダブルス1回戦、試合の合間に戦術を確認するクルム伊達(左)、張組
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全仏オープン第4日

(5月25日 ローランギャロス)
 40歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は、22歳の張帥(中国)と組んだ女子ダブルスで1回戦を突破。オリガ・サブチュク(ウクライナ)アナスタシヤ・セバストワ(ラトビア)組を7―5、6―4で下した。

 シングルスではわずか1時間で初戦敗退し「今は全く自信がない。これまでのテニス人生でここまでフィーリングをなくしてしまった経験はない」と弱気だったが、この日はテニスの感覚を長年培った技でカバー。「リスクを取らないで確率の高いテニスをやった。感覚は思ったより悪くはなかった」と振り返った。

 22歳のパートナーについて「努力家だし、学ぼうという姿勢がある」と称えた伊達。全仏のダブルスでは1993年大会以来、18年ぶりの勝利となるが「覚えていない」と素っ気なかった。

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