26日 名古屋場所で通常開催再開方針を確認へ

[ 2011年5月26日 06:00 ]

 相撲協会は26日、両国国技館で定例理事会を開き、八百長問題に区切りがついたことから、名古屋場所で通常開催を再開する方針を確認する。

 放駒理事長(元大関・魁傑)は本場所再開の条件に八百長問題の「調査、処分、再発防止策」の3つを挙げていた。既に特別調査委員会による調査は終了し、関与を認定された協会員の処分も終わっている。最後まで残った再発防止策については、22日終了の技量審査場所で適正に運用され、25日に行われた審判部と監察委員会の合同会議で八百長を疑われる取組はなかったと結論づけられたことから、通常開催への障害はなくなった。

 放駒理事長は文部科学省に報告し、通常開催への理解を求める。なお支度部屋への携帯電話持ち込み禁止などの再発防止策は今後も継続する。

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2011年5月26日のニュース