島村委員長が支度部屋視察「想像以上の緊迫感」

[ 2011年5月20日 20:15 ]

 大相撲技量審査場所13日目の20日、八百長問題の再発防止策を提言した新生委員会の島村宜伸委員長が、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)らとともに東西の支度部屋を初めて視察した。

 視察に訪れたのは、幕内土俵入り前の十両中盤あたり。多くの関取や付け人が最もごった返す慌ただしい時間帯に数分間滞在した島村委員長は「想像以上の緊迫感だった。感心したし、安心もした。いい方向に向かっている」と高く評価した。

 放駒理事長は二所ノ関監察委員長(元関脇金剛)と見回り、「静かだなあ」と何度もうなずいた。こちらも初の視察で「整然としていた。私語も少なかった。監察の親方もよくやっている」と手応えを口にした。

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2011年5月20日のニュース