五輪団体戦は佳純、愛、早矢香が決定的

[ 2011年5月16日 06:00 ]

 卓球の世界選手権個人戦は15日、オランダ・ロッテルダムのアホイアリーナで最終日を迎えた。日本勢は14日までに全員が敗退。注目のロンドン五輪シングルス代表争いは、石川佳純(18=IMG)が確定し、残り1枠は福原愛(22=ANA)と平野早矢香(26=ミキハウス)のうち16日発表の世界ランキングで上位になった方が内定する。五輪団体戦のメンバーはこの3人になることが決定的だ。

 女子日本代表の村上監督は「中国の強さは分かっている。中国以外の国に確実に勝つ方法を確立したい」と総括したうえで、ロンドン五輪に向け「ダブルスを鍛える1年になる」と話した。今大会の結果から、日本は国別ランクで2位になる見込み。2位をキープできれば、五輪の団体戦ではシードになり、決勝まで中国とは当たらない。それだけに、中国以外に確実に勝つための対策が重要になる。村上監督は団体戦でのダブルスの幅を広げるために「3パターン全て練習をやらせる」とペアを固定せずに強化していく方針を示した。

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2011年5月16日のニュース