世界卓球に「WASURENAI 3・11」

[ 2011年5月9日 10:14 ]

卓球の世界選手権個人戦で、東日本大震災からの復興へのメッセージ入りウエアを着用した平野早矢香

 オランダのロッテルダムで開幕した卓球の世界選手権個人戦で8日、日本代表や一部の外国チームが東日本大震災からの復興を願い「WASURENAI 3・11」と胸にメッセージが入ったウエアを披露した。

 被災した仙台市で中学、高校の6年間を過ごした平野早矢香(ミキハウス)は試合会場で、被災地支援に賛同したエジプト、ニュージーランド、カナダ、ハンガリー、コロンビアの選手とウエアを身に着けて撮影に応じた。

 平野は「世界のみんなが、日本に立ち直ってほしいという気持ちを持ってくれたことがうれしい」と感謝。クリスティナ・トート(ハンガリー)は「日本は私にとって家族のような国。できる限りのことはしたい」と話した。(共同)

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2011年5月9日のニュース