「本場所なら大入り袋が出せる」大入りに

[ 2011年5月9日 06:00 ]

技量審査場所初日

(5月8日 東京・両国国技館)
 当日券は1000枚用意された。

 一番乗りのファンはこの日午前0時30分で、同8時の配布開始時には443人が行列をつくった。同9時55分には配布終了。館内は9割以上埋まり協会関係者が「本場所なら大入り袋が出せる」という盛況ぶり。都内在住の20代女性は「以前から一度は国技館に来たいと思ってました。無料で、いいきっかけになりました」と話していた。

 ≪ファンからは苦情も≫技量審査場所の開催方法にファンからは苦情も相次いだ。毎場所3~4回、観戦するという川崎市在住の30代女性は「手分けして電話をかけて取れたのが2階席。お金を払っても、いい席で見たい。これまで支えてきたファンをないがしろにしている」と怒り心頭。また、館内ではアルコール類は販売せず、持ち込みも禁止だったが、その一方で館内売店にはおつまみ類がズラリ。「何で酒はダメなんだ!」と係員に訴えるファンもいた。

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2011年5月9日のニュース