八百長関与で解雇 蒼国来、星風のしこ名を削除

[ 2011年5月6日 11:47 ]

 日本相撲協会は6日、技量審査場所(8日初日・両国国技館)に用いる新地位を公表し、八百長関与に絡んで解雇した元幕内蒼国来と元十両星風のしこ名を一覧表から削除した。2人は相撲協会の引退勧告を拒否し、解雇処分となった。

 1月の初場所の成績に基づいて作成され、2月に「順席」として配布された序列では蒼国来は西前頭15枚目、星風は東十両5枚目だった。

 勧告を受け入れ、相撲協会に引退届を受理された幕下以下を含む21人の力士のしこ名は残した。引退の正式発表は各場所後の番付編成会議に伴って行われ、そのときまでしこ名を残すのが通例となっている。

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2011年5月6日のニュース