八百長関与認定の元豊桜 非公開で断髪式

[ 2011年4月24日 17:36 ]

 大相撲の八百長関与を認定されて引退した元幕内豊桜の向俊昭氏(37)=広島県出身=の断髪式が24日、所属していた東京都墨田区の陸奥部屋で報道陣に非公開で行われ、両親や兄の小野川親方(元幕内北桜)、同じ時津風一門の小結鶴竜、幕内豊真将ら約100人が出席した。

 向氏は報道陣には無言だったが、止めばさみを入れた師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「寂しいです」と話した。幕下時代に向氏の付け人を務めたという豊真将は「惜しむ気持ちというのはみんなあると思う」と語った。小野川親方によると今後は未定だそうで「本人がやりたいことを応援したい」と述べた。

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2011年4月24日のニュース