世界選手権出場の愛ちゃん「3種目でメダルを」

[ 2011年4月22日 18:27 ]

記者会見でポーズをとる卓球日本代表の(前列左から)平野早矢香、石川佳純、福原愛、水谷隼、丹羽孝希ら

 卓球の世界選手権個人戦(5月8~15日・ロッテルダム=オランダ)に出場する日本代表が22日、東京都内で記者会見し、女子で5度目出場の福原愛(ANA)はシングルス、ダブルス、混合ダブルスに出場登録して「3種目すべてでメダルを狙いたい」と宣言した。

 来年のロンドン五輪シングルスで最大2人の出場権は世界選手権後の世界ランキングで決まるため、女子は現在7位の福原、11位の石川佳純(IMG)、17位の平野早矢香(ミキハウス)の争い。2年前のシングルスで8強入りした全日本選手権覇者の石川は「挑戦者の気持ちを忘れずに戦いたい」と話した。

 男子シングルスで日本選手としては32年ぶりのメダル獲得を狙う水谷隼(明大)は「メダルのチャンスはある。勝って五輪につなげたい」と意気込んだ。

 日本代表のウエアの胸には東日本大震災の被災地支援などの意味を込めて「WASURENAI 3・11」のメッセージが入れられた。

 ▼平野早矢香の話 前回大会や北京五輪の悔しい思いをばねにやってきた。最高のプレーをしてロンドンにつなげたい。

 ▼松平健太の話 厳しい練習もしてきたし、精神的に強くなった。世界選手権は勝たないと意味がないので勝ちたい。

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2011年4月22日のニュース