世界選手権代表に赤羽、中里らを追加

[ 2011年4月21日 13:19 ]

 日本陸連は21日、8月開幕の世界選手権(大邱=韓国)女子マラソン代表に31歳の赤羽有紀子(ホクレン)ら4選手を追加して発表した。赤羽は2大会連続の代表入り。22歳の中里麗美(ダイハツ)、元スキー距離選手の28歳の野尻あずさ(第一生命)、26歳の伊藤舞(大塚製薬)の初出場も決まった。

 既に代表に決まっていた前回世界選手権銀メダルの尾崎好美(第一生命)を加えた5選手で「メダル1」の目標に挑む。

 赤羽は1月の大阪国際で優勝し、中里は2時間24分29秒で2月の横浜国際で2位。野尻は17日のロンドンで12位ながら2時間25分29秒で選考対象選手のトップになった。残る1枠は大阪2位の伊藤とロンドン13位の藤永佳子(資生堂)が争い、日本陸連強化委員会の木内敏夫統括ディレクターは「後半の粘り、最後のまとめのところで結論を出した」と説明した。

 東日本大震災の影響で最終選考会だった3月の名古屋国際が中止となった。日本陸連は代替選考会に指定した海外の3レースの結果を受けて、4人を追加した。

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2011年4月21日のニュース