ロス五輪女子マラソン銀メダルのワイツさん死去

[ 2011年4月19日 21:09 ]

 女子マラソンが初採用された1984年のロサンゼルス五輪で銀メダルに輝いたグレテ・ワイツさん(ノルウェー)が19日、オスロ市内の病院でがんのため死去した。57歳だった。ノルウェー陸連が発表した。

 中距離からマラソンに転向し、AP通信によると78年のニューヨークシティーでは2時間32分30秒の当時世界最高で優勝した。この大会は88年まで9度制した。83年にヘルシンキで行われた世界選手権でも優勝した。女子マラソンの先駆けとして70~80年代に活躍した。

 2005年にがんを公表し、家族とともに闘病生活を送っていた。(共同)

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2011年4月19日のニュース