バスケ男子36年ぶり五輪へ強化策 アジア3位が目標

[ 2011年4月19日 18:26 ]

 来年のロンドン五輪で1976年モントリオール五輪以来の出場を目指すバスケットボール男子日本代表が19日、東京都内で2011年度の強化策を発表した。五輪アジア予選兼アジア選手権(9月・中国)での3位以内を目標に掲げ、高校生3人を含む代表候補42人を実力別の3グループに分け、グループ間で入れ替えしながらチーム力の底上げを図る。

 日本は昨年の広州アジア大会で4位。悲願の五輪出場への道は険しく、司令塔の田臥勇太(リンク栃木)は「監督から『選手生活を終える時に自分はオリンピアン(五輪選手)だと言えるようにしてほしい』と言われ、心に響いた。目標を達成するには強い気持ちが必要」と意気込んだ。

 6月の東アジア選手権(中国)の3位までが出場するアジア選手権で、優勝チームが五輪出場権を獲得し、2、3位が来年の世界最終予選に回る。

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2011年4月19日のニュース