73歳・杉原の「世界記録」ストップ

[ 2011年4月19日 11:42 ]

 男子ゴルフの杉原輝雄選手(73)が昨年まで51年連続で出場した国内ツアーの中日クラウンズ(28日開幕・名古屋GC和合)を体調不良で欠場することが、19日決まった。昨年にアーノルド・パーマー(米国)の持つマスターズ・トーナメント50年連続出場を更新した同一大会連続出場の「世界記録」が途絶えた。

 がんと戦いながらトーナメントへの出場を続ける杉原選手は19日、「体調の都合で出られず、大会やファンに申し訳ない。連続記録のために出場して、第1打だけを打つとかはできない。元気になってまた戻ってきたい」と電話で話した。

 昨年はツアー3試合に出場したが、夏以降はリンパ節に転移したがんの治療に専念。現在は貧血や微熱が続く状態で、毎日点滴を打つなどしており、練習を再開できていないという。

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2011年4月19日のニュース