高見盛、被災者のため“気合注入パフォ”やる!

[ 2011年4月19日 06:00 ]

渋谷センター街で募金活動を行う高見盛

 高見盛(34=東関部屋)が“気合注入パフォーマンス”で東日本大震災の被災者を励ます!!18日、東京・渋谷センター街前で募金活動を行い、技量審査場所(5月8日初日、東京・両国国技館)に向け「最初から最後まで全力全開でやる」と意気込みを語った。

 夏場所の代替として開催される同場所は、一般無料開放でNHKの中継も行われない見通し。そのため「正直(気合注入を)やらないのもやむなしかと思った…」と本場所の取組前に見せる“ロボコップ”パフォーマンスの自粛も考えたという。

 しかし、相撲協会では同場所に東日本大震災の被災者を招待するプランを検討中。被災者に喜んでもらうため、さらには自分自身を鼓舞するために「(気合注入を)やらなきゃどんなもの(相撲になるか)か分からない!いい相撲を取るのが目標だから。普段通りに頑張るだけ」と本場所と同じように臨むことを約束した。

 自身も地震で被害を受けた青森県出身だけに被災地には「行けるときに行きたい」と話した。師匠の東関親方(元幕内・潮丸)は、8月に東北で行う部屋の合宿中に岩手県陸前高田市に出向く方針を示していた。

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