島村氏が相撲協会に私案 5月の場所で被災者激励を

[ 2011年4月18日 18:22 ]

 日本相撲協会に対し、八百長問題の再発防止策を提言した大相撲新生委員会の島村宜伸委員長(元農相)は18日、東京・両国国技館を訪れ、無料公開される5月の「技量審査場所」について、東日本大震災の被災者を激励する目的の私案を相撲協会幹部に説明した。

 島村委員長は、被災地でも大相撲のテレビ観戦を可能にするために相撲協会がNHKに中継の実施を働き掛ける案や、同協会がバスを手配して被災地から被災者を技量審査場所に招待するなどの案を披露した。

 同委員長は「被災地のお年寄りが大相撲を楽しみにされているという声が多く届いている。相撲協会がもっと積極的にやっていった方がいいと思う」と力説した。

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2011年4月18日のニュース