日本ラグビー協会 全国大学リーグ創設を検討

[ 2011年4月18日 18:16 ]

 日本ラグビー協会の矢部達三専務理事は18日、東京都内で記者会見し、大学のレベル向上を目的に、日本協会が全国大学リーグ創設を検討していることを明らかにした。

 4月1日付で就任した早大OBの新専務理事は今後の抱負などを述べる中で、現在の関東対抗戦や関西リーグなどを統合して1~3部に分ける全国リーグの私案を披露。「トップリーグとの差を埋めるため拮抗した試合を増やす」と話した。

 また、2019年に日本で開催するワールドカップで国際ラグビーボード(IRB)が政府の財政保証を要求している件で、日本スポーツ振興センターから36億円の助成が決まり「5月のIRB総会で公的機関の保証として承認される。一段落」と話した。

 東日本大震災の影響については、7月に東京で開催予定のパシフィック・ネーションズカップの会場を海外に移す可能性にも言及。4月の7人制大会「東京セブンズ」は中止になったが、来年から日本でIRB主催の7人制大会が復活するという。

続きを表示

2011年4月18日のニュース