ソチ五輪でジャンプ女子実施!フィギュア団体も

[ 2011年4月6日 22:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は6日、ロンドンで理事会を開き、2014年ソチ冬季五輪でスキーのジャンプ女子やフィギュアスケート団体など6種目を新たに採用することを決めた。

 昨年のバンクーバー五輪で実施が見送られたジャンプ女子は、14歳の高梨沙羅(北海道・上川中)らの活躍が期待される。フィギュアで高橋大輔(関大大学院)浅田真央(中京大)の男女の世界チャンピオンがいる日本は、ペアとアイスダンスの強化が急務となる。

 昨年10月に採用候補を選んだIOCは、その後の世界選手権などで普及度や競技レベルを確認し、フリースタイルスキーのハーフパイプの男子と女子、バイアスロンとリュージュの混合リレーも採用した。

 フリースタイルとスノーボードのスロープスタイル、アルペンスキー団体は引き続き検討し、2カ月後をめどに判断する。

 ▼ロゲIOC会長の話 新種目の導入は選手だけでなく、ファンにも喜ばれるのは間違いない。エキサイティングで観客も楽しめ、現在の五輪種目を補完するものだ。

 ▼デュビIOC競技部長の話 ジャンプ女子の採用は今季の世界選手権が決め手となった。以前より競技レベルが上がり国際的普及度も上がった。フィギュアは人気が高く素晴らしい種目で、あらためて大会を見る必要はなかった。(共同)

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2011年4月6日のニュース