八百長防止で監視厳しく…監察委員、7人→11人 

[ 2011年4月6日 19:19 ]

 日本相撲協会は6日、無気力相撲をチェックする監察委員を従来の7人から11人に増員した。放駒理事長(元大関魁傑)は「今回の(八百長)問題を反省して、もっと監視の目を厳しくしようということ。再発防止の観点から人数を増やした」と狙いを説明した。

 弟子の八百長関与で降格した陸奥(元大関霧島)八角(元横綱北勝海)伊勢ケ浜(元横綱旭富士)木瀬(元幕内肥後ノ海)の4親方が外れ、新たに8人が就任。再発防止策を検討する新生委員会のメンバーでもある立川親方(元関脇土佐ノ海)や横綱白鵬の師匠、宮城野親方(元幕内竹葉山)、振分親方(元横綱武蔵丸)らが名を連ねた。

 委員長に就任した二所ノ関親方(元関脇金剛)は「それなりのチェックはしていたと思うけど、師匠をすぐ呼び出すとか、もっと厳しくやろうと思う」と抱負を述べた。

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2011年4月6日のニュース